Linuxは無償で手に入れる事ができ、
またLinuxで利用するソフトウェアも無償で手に入れる事ができます。
このLinuxを利用しない手はありませんね。

ですが「Linuxって何だか難しそう」と思われる方も少なくありません。
しかし、やはり世界中にもそう感じる人が多くいて、
その人たちが「もっと使いやすいLinux」を研究開発していくわけです。

そのため現在では、WindowsやMac OSにも負けないGUI(Graphical User Interface)搭載し
初心者でも使いやすくなっています。

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※画面はUbuntu 12.4


繰り返しになりますが、
Linuxは他のOSに比べて低い性能のパソコンでも軽快に動作するため、
お気に入りのパソコンをより長く利用する事もできます。

ただ、一言にLinuxといっても実際にはカーネル(OSの中核部分)と
アプリケーションをパッケージにした「ディストリビューション」が多数存在します。

どのディストリビューションも様々な特徴があるので好みに応じて選びますが、
いろいろな情報を知りたい時など
よりマイナーでシェアの少ないディストリビューションを選んだ場合に
情報が無かったり(または英語サイトのみだったり)する場合もあるので、
ある程度人気のあるディストリビューションを選んだ方が無難だと考えます。



Linuxを選択する理由

Linuxを選ぶ理由として最も重要な理由はなんと言ってもセキュリティです。
Linuxのセキュリティは”何もしなくても良い”とまで言われます。
では、どうしてそんなにセキュリティが強いのでしょうか?


1.ウィルスの数

Linuxがウイルスに強い一つ目の理由にして
最大の理由はLinux用ウイルスがほとんど存在しないということです。

9割近くのシェアを誇るWindowsに比べて、
Linuxのシェアはその100分の1程度(あるいはそれ以下)のため、
ウイルスを作っても被害を与えることができない(クラッカーは利益をあげられない)わけです。

だから、Linux用のウイルスというのは、
Linuxを破壊したくてたまらない好奇心あふれる若いプログラマが作ったウイルスか、
研究用に開発されたサンプルウイルスくらいしか存在しません。


2.ファイルパーミッション

Linuxには管理者制限があり、ユーザーがパスワードなどの情報を与えない限り
クラッカーやウイルスはシステムファイルを操作することができません。

多くのLinuxは仕様上、スーパーユーザーとしてログインすることができないため、
システムファイルを編集する場合にはその都度「sudo」を実行する必要があります。

また、Windowsでは
メールをプレビューしたり、圧縮ファイルを展開しただけで、実行ファイルが起動し、
ウイルスに感染することがありますが、
Linuxは入手したばかりの実行ファイルには権限が与えられていないため、
仮にそれがウイルスであったとしても何もすることができません。

また、LinuxはWindowsと違って、
拡張子だけで実行ファイルかどうかを判断しないという性質も合わせ持っています。


3.パッケージ管理システム

Windowsユーザーにはなじみがありませんが、
LinuxユーザーはWebサイトから拾ってきたソフトを
任意のディレクトリにインストールするということはほとんどしません。

Linuxには様々なパッケージ管理システムが存在し、
ユーザーはこの管理システムを通して
ソフトウェアのインストールやアンインストールを行ないます。

それぞれのパッケージ管理システムは
あらかじめ認証登録されたリポジトリ(データが貯蔵されたサーバー)からしか
ソフトをインストールしないため、
ここからウイルスが紛れ込む心配はほとんどありません。

そしてほとんどのパッケージ管理システムでは、
インストールされているすべてのソフトの最新版を確認しアップデートしてくれるため、
常にPC全体をセキュアな状態に保つことができる。


4.オープンソース

LinuxとWindowsの一番の違いは、Linuxがオープンソースということです。

月一の定期更新と臨時更新でしかアップデートしないWindowsに比べて、
Linuxの更新頻度は非常に高く、脆弱性の報告から修正までの時間が短いです。

つまり、セキュリティソフトに頼らなければならないWindowsに対して、
LinuxはOS自体が極めて堅牢だと言えます。

また、Linuxに標準で搭載されているソフトのほとんどはオープンソースソフトであるため、
OSだけでなくソフトウェアも非常に信頼性が高くなります。


ただし、いくらセキュリティが強いといっても
当然ながら脆弱性はありますので多少の注意は必要になります。